2007年6月15日

暴れん棒将軍

殺虫剤メーカーのフ○キラーが駅の男性用小便器に的(ターゲット)を模した広告を貼るらしい。命中すると色まで変わるそうだ。広告としてのユニークさとともに、男性の本能を利用し、トイレの美化にも役立てようという一石二鳥のアイデアである。広告業界の末端の一人として、機知に富んだ遊び心あふれるアイデアに喝采を送りたい。

男なれば誰しも生まれながらのスナイパーである。便器に何か標的があるとつい狙ってしまうものである。小学校の便器においてあったボール状の芳香剤(?)みんながあれを狙うのでよく穴が開いていた。

ライフルの銃身内には螺旋の溝がきってある。弾丸が回転しながら飛び出すことによって命中率と飛距離を出しているのだが、高校のときの生物の先生は、しきりに御叱呼も回転しながらとぶのだと主張していた。

自然界においては御叱呼を自分自身の体につけることはいろいろと不利であるので、なるべく遠くに飛ばすように回転しているというのである。

実際に眺めてみるが、確かにその放物線は何回かねじれているように見えるが、本当に回転しているかどうかは疑わしい。

ちなみにその先生は大のほうも回転して出てくると主張していたが、犬のものなど見る限り、それはない。したがって御叱呼の話もたぶんに眉唾である。

そういえば最近はトイレを汚さないために様式便器にまたがってする男性が増えているらしい。これは情けないというよりは何か恐ろしい社会変動の前兆のように思える。そのうち、家畜人ヤプーのように、男性は座って、女性は立ってするのが常識となるのではないか?

我家はどうかというと、今のところなんとか立位を許されている。しかし、わが射撃の腕がいまいちなため、家内はそうとう苦労しているらしい・・・