2008年2月5日

スローミュージックを目指そう・・・

マク○ナルド店長の残業不払い問題も大変だが、ちょっと前のペッパー○ンチ、吉○家ギガ盛り、ケン○ッキーのゴキブリ騒動など、外食産業の労働環境に問題が多い。
僕も高校生の頃ケンタ○キーで厨房のバイトをしたことがある。いまでもケン○ッキーに行くと、出てくるチキンの部位と処理の仕方、揚げ方にチェックを入れてしまう。
そこのお店は裏に一歩はいると店長とマネージャーが怒鳴りあいの喧嘩していて怖かった。ドス黒い男女の人間関係が渦巻いていて、まだ純真だった僕はそういう店の雰囲気になじめずに半年でやめてしまった。今思えば貴重な高校時代の一時期を、たかが知れた自給と引き換えにしてしまった。

さて、年明けから再生紙偽装問題でわが業界は騒然とした。製紙会社の立場にもいろいろ事情があるのだが、言語道断だろう。
そして今度は大豆油インキの偽装。紙とインキが偽装ではわが業界はもう大混乱である。
そしてもちろん農薬餃子問題。騒ぎがここまで大きくなれば、このショックで日本の外食産業は曲がり角を迎えるかもしれない。
一昨年の耐震強度偽装に始まって、これはどうしたことだろう。偽装までしてコストダウンした恩恵は僕ら庶民にまったく還元されてはいない。その利益はどこへ行ってしまったのか。株主か外国の投資家か?
今の時代、本物がどれかわからなくなっている。われわれアマチュア音楽家だけは、最初からコストは度外視している(というか持ち出しである)のだから、ひたすら偽りの無い手作りの音楽を作っていきたいものである。

そのあいまいな意味合いはともかくスロー○○という言葉が出来て久しいが、スローミュージックもしくはスローコンサートというものがあってもよい。ひと昔前は楽譜ソフトもなければメールもHPもなかった。団員募集や練習日程を口コミや連絡網でやっていた時期があったのだ。

だから昔に戻せというわけではないが、なにかやはり今はすべてがせわしなく、みんながどこかで無理をしている気がする・・・。