2011年8月16日

荻窪有情

「中高生のあいだで”ノモンハン”関連書籍がブレイク」とネットで読んで、いまどきの中高生スゲー・・・と思ったら「モンハン関連書籍」でした・・・。

さて、ご無沙汰しまくりであるが、もう今はそのことにすら触れず8/6杉並のマリオネットさん指導日。この日は前半、古代舞曲の初パーカス練習。坂野先生が今回のために書き下ろしてくださったもの。すごく曲がしまる。この日はマサキ師匠とボブ師匠と一緒に僕がSシンバル&トライアングル担当。いろいろ教わりながらドキドキの通し。楽しかった!

さて、マリオネットのお二人降臨。最初にちょっとお願いして、二重奏を披露していただく。これはすごい!あまりの響きのよさとかっこ良さにみんな陶然としている。当然ながらオケの士気は高まり、われわれのほうも持てる力を全て出しての現時点でのベストの演奏となった。

さて、この日は一曲ごとに、吉田さんに指導いただいたのだが、貴重なアドバイスをたくさん頂き、この日を境に、みなの合奏はさらに輝きを増したようである。以下曲ごとに少しだけ。

この日はあわせのある曲から。

唐街
テムポが粘りすぎているのと音の硬さや呼吸の足りなさの指摘あり。この曲、ソロとあわせると本当に陶酔してしまう。涙腺全開の鉄板曲。

航海王子
本当にオケもよくなった。一番苦労した曲だが今では一番自信のある曲。どや顔弾きである。後悔どころかやってよかった。中間部分はかなりポルトガルギターが前面に出るように変更。難曲だけに技術的な指導が多くはいった。

黒潮
これもテムポのうねりが難しいが、ぶっつけのあわせ練習ながらクライマックスは大感動の演奏となった。僕は背筋に電流が走りトリ肌状態である。全弦楽器にくわえフルート4本クラ2本、ティンパ、バスドラ、S・シンバルが咆哮するのだから、まさにラストにふさわしい大団円。

リスボン
ラテンのリズム特有の4拍目から1拍目の前へ前へのステップが大事。管楽器のアレンジをちょっと直した。

花便り
冒頭の音形、レガートであるが一つ一つの音に心をこめる。いつか書いたようにこれは音への執念である。杉並の響きのよさもあるが、トレモロの音も天上の音楽のよう。

マリオネットのお二人とは、過去にすでにイベントで3回共演させていただいているので、緊張感は持ちつつ余計な硬さやぎこちない感じは無くてすんだ。こういってはおこがましいがなにか自然な一体感を最初から感じてしまったのは傲慢な錯誤だろうか?有意義かつ感動的な練習のあとはもちろん打ち上げ。

お二人と鹿糠さん、YASUKOさんたち華やかな面々もそろい、荻窪の夜はにぎやかにふけていくのであった・・・。


いやあ、2部・・・本当にすごいです。お客さんと奏者が一体になって、大航海時代のロマンに陶酔できるなんて・・・今まで無かったステージ。マリオネットファンの皆さんのために、本プログラム以外の特上のプレゼントもありますよ・・・(言っちゃった。オフレコね)

これは・・・考えられないくらい本当~にお得でレアのコラボ゙なので、ぜひお見逃しなく!